
バレーボール日本代表の黒後愛選手。
黒後選手はミライモンスターで特集されるほど、中学高校時代から次代の日本バレーボール界を背負っていくエースとして期待されてきました。
- スパイクで相手の指を骨折させる
- メンバー足りないのに優勝しちゃう
など漫画のようなエピソードもありました!
ミライモンスターやメディアなどでも注目を浴びる中で活躍を続けてきた、黒後選手の中学高校時代の成績やエピソードなどを紹介します。
黒後愛はミライモンスターに7回以上出演の注目選手
- 名前:黒後愛(くろご あい)
- 生年月日:1998年6月14日
- 出身地:栃木県宇都宮市
- 身長:180㎝
- 体重:70㎏
- スパイク:306㎝
- 血液型:B型
- 所属:東レ・アローズ(2017年3月より)
黒後愛選手は両親や5歳年上の姉の影響から、小学校3年生の時からバレーボールを始めました。
中学高校時代にはエースとして活躍し、フジテレビの若いアスリートを特集する番組『ミライモンスター』には、6回は出演しています!
- 2015.1.4 (高校1年生)
- 2016.2.14(高校2年生)
- 2016.10.30(高校2年生)
- 2017.1.22(高校3年生)
- 2017.6.4(18歳 東レ)
- 2019.9.15 (21歳 東レ)
後輩の石井真祐選手が出た時にも出演していました。それも含めると7回以上は出ています!
ミライモンスターの番組史上最多出演だそうで、黒後愛選手の注目度の高さが伺えますね!
ただ、中学や高校でのぶっ飛んだエピソードも注目度を上げた原因だと思いますw
黒後愛の中学は宇都宮市立 若松原中学校
黒後愛選手の中学校は宇都宮市立若松原中学校です。
黒選手の実家はこの中学校の学区外でしたが、父の兄が若松原中学校のバレー部監督をしていた縁で、この学校に入学しました。
1年生からレギュラー。2年生の時には全日本中学選抜に選出されました。
中学校3年生の時に栃木県代表メンバーとして全国大会出場し、優秀選手賞を受賞しました。
選手として大きく成長した中学時代だったようですが、驚愕のエピソードがありました!
黒後愛の中学時代エピソード①スパイクで骨折させる
ある日、チームメイトが黒後選手のスパイクをブロックする練習をしていた時です。
黒後選手のスパイクを見て「他の子のスパイクと違う」と思ったそうです。
そして、その嫌な予感は見事的中。
ブロックしようと手をあげると、スパーン!とスパイクの勢いが強すぎて、ブロックした選手の小指があらぬ方向へ…
ブロックした本人いわく、「指が飛んで行ったかと思った」とのこと。
黒後選手はというと、「あー!ごめーん!」と笑ってたそうですw
黒後愛の中学時代エピソード②ユニフォーム忘れる
試合直前、ウォーミングアップを終え試合に備えて集中していた黒後選手。
いざ試合となり着ていたウィンドブレーカーを脱ぐと、なんと下着!しかもその後も下着姿でいることにも気づかずに、仁王立ちで立っていたそうです。
チームメイトがあわてて教えてあげると、「あー!忘れちゃったぁ~」という反応。
黒後選手の実の叔父である中学の監督は、「バレーのことを考え出すと、バレーだけ!!集中した時の愛は誰にも手を付けられない」と話しています。
すごい集中力が黒後選手の強さでもあると思いますが、周りからすると何かとハラハラする選手だったのかもしれませんね^^;
黒後愛の中学時代エピソード③即席の帰宅部メンバーと優勝
中学2年生のとき、バレー部存続の危機が訪れました。なんと部員が5人になってしまったのです!
これでは試合に出れません。黒後選手は当時の事を、「とりあえず帰宅部の同級生を入れて、コートの端っこに入れて試合しました」と笑って話しています。
黒後選手は帰宅部を勧誘し、即席チームを結成。そして試合に出場し、県大会まで優勝してしまったのです。
一方で帰宅部だった人は「勝てて嬉しかったけど、場違い感がすごかった。私ここにいていいの?って」話しています。
そりゃそうですねw
未経験のその子はコートの隅に立っててもらい、黒後選手がその子の分まで動いてカバーする戦法だったようです。
少年漫画かと思うようなエピソードですねw
黒後愛の高校は下北沢成徳高校
黒後選手は中学を卒業後、東京にあるバレーボールの強豪校「下北沢成徳高校」にスポーツ推薦で入学します。
下北沢成徳高校は
- 大山加奈
- 荒木絵里香
- 木村沙織
など日本代表として活躍した選手を多く輩出しています。後輩にも石川真佑選手がいます。
1年でレギュラー獲得し、ミライモンスターにも密着取材をされるほど高校時代の成績は輝かしいものです。
- 2014年 国体出場 全国3位入賞
- 2015年 春高バレーベスト8
- 2015年 全日本ユース代表に選出
- 2015年 第14回世界ユース選手権大会でベストサーバー賞受賞
- 2016年 春高バレー優勝 MVP選手
- 2016年 夏のインターハイ優勝 ベスト6選出
- 2017年 春高バレー2連覇 2年連続MVP受賞
高校時代の活躍で全日本代表にも選ばれるほど、世界に通用する選手へと成長しました。
黒後愛の高校時代エピソード①人生初の風邪
黒後選手が高校一年生の春高バレーが終わった直後の朝、珍しくだるそうな黒後選手をお母さんが心配になったそうです。
熱を測ってみると39度。「生まれて初めて風邪をひいた」と黒後選手のお母さんは話しています。小さいときにも風邪を引いた事がないなんて、やっぱり漫画みたいw
そんな高熱の時でも黒後選手は筋トレをしていたそうです。「風邪は気合い」とのことで、すぐ治ってしまったと思いますね^^
黒後愛の高校時代エピソード②嫌われ役だった
2年生の時に春高バレーで優勝し、その後の大会でも勝つことが当たり前という雰囲気がチームに流れます。
チームの気のゆるみを恐れ、黒後選手は嫌われ役をかってでて、あえて厳しい言葉をメンバーにかけていました。
中学でもチームをまとめてきた経験から指導力がありました。キャプテンではなかった黒後選手ですが、チームには嫌われる役が必要であると知っていたからこその行動ですね。